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溶連菌感染症
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溶連菌感染症について

溶連菌感染症(A群β溶血性連鎖球菌感染症)は主に子どもに多い感染症ですが、大人にも感染します。

溶連菌感染症の特徴

「強いのどの痛み」と「高熱」が突然現れるのが大きな特徴です。咳や鼻水はあまり出ないことが多いです。

のどの強い痛み

のどが真っ赤に腫れ、扁桃腺に白い膿(白苔)が付着することがある

イチゴ舌

発症から数日すると、舌の表面がブツブツと赤く腫れ上がり、まるでイチゴのようになる

皮膚の赤み・発疹

体や手足に小さく細かい紅斑(赤い発疹)が出ることがあり、かゆみを伴うこともある

その他の症状

首のリンパ節の腫れ、頭痛、腹痛、嘔吐など

診断

医療機関(小児科や耳鼻咽喉科、内科など)では、主に以下の手順で診断を行います。

  1. 臨床症状の確認
    咳や鼻水がないか、のどの腫れ具合やイチゴ舌などの身体所見を確認します。
  2. 迅速抗原検査(のどの検査)
    長い綿棒でのどの粘膜をこすって採取、約5分で結果がでます。

治療内容

  • 溶連菌は「細菌」であるため、抗菌薬(抗生物質)による治療が必要です。
  • 抗菌薬の服用:ペニシリン系やセフェム系などの抗菌薬が第一選択となります。服用を開始してから24〜48時間以内に劇的に熱が下がり、のどの痛みも和らいできます。

【重要】薬は最後まで飲み切ってください

症状が消えても、体内の菌を完全に死滅させるために、指示された期間(10日間前後、薬剤によっては5日間など)必ずすべての薬を飲み切る必要があります。途中でやめてしまうと、以下のような重い後遺症(合併症)を引き起こすリスクがあります。

  • 急性糸球体腎炎(血尿やむくみ、高血圧を引き起こす腎臓の病気)
  • リウマチ熱(心臓や関節に炎症が起きる病気)

登園・登校の基準

抗菌薬の服用を開始後、24時間を経過し、かつ全身状態が良ければ登園・登校が可能になります。(学校保健安全法に基づく)
家庭でのケアとして、のどの痛みが強いため、刺激の少ないもの(ゼリー、プリン、冷ましたおかゆやうどんなど)を与え、水分補給をこまめに行いましょう。

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