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臍ヘルニア
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臍ヘルニアに対する治療法

臍ヘルニア(いわゆる「でべそ」)に対する治療法の中に「圧迫療法」があります。
主に乳幼児の臍ヘルニアに対して行われる治療法で、近年その有効性が見直されています。当院ではご相談があれば近隣の小児外科に紹介させていただいております。

圧迫療法

目的

突出したおへそ(ヘルニア)を押し込んで固定し、穴が自然に閉じるのを助けたり、皮膚が過剰に伸びるのを防ぎ、治った後のおへその形をきれいにすることを目指します。

治療内容

  • 飛び出たおへそを指で優しくお腹の中に戻します。
  • ヘルニアの部分に綿球や専用の圧迫材などを当てます。
  • その上から医療用のテープ(フィルムテープなど)でしっかりと固定し、圧迫を保ちます。

注意点

  • 自己流での圧迫は避け、必ず医師の指導のもとで行ってください。(硬貨を貼るなどの方法は、衛生面や皮膚炎のリスクから推奨されていません。)
  • テープによる皮膚のかぶれが生じることがあります。かぶれがひどい場合は、一時的にお休みするなど、医師に相談しながら進めます。
  • テープは、貼ったまま入浴が可能な防水フィルムが使われます。

治療期間

  • 個人差はありますが、1〜3カ月程度で治ることが多いとされています。
  • 治療開始が早いほど(生後まもない時期)効果が高いとされ、生後6カ月以降や1歳以降になると効果が低くなる場合があります。
  • 治療終了の目安は、泣いたりお腹に力を入れたりしてもおへそが飛び出してこなくなった状態です。

多くの臍ヘルニアは1〜2歳までに自然に治ると言われていますが、圧迫療法を行うことで、より見た目の良いおへその形に整える効果が期待されています。
詳しくは、小児科や小児外科の医師にご相談ください。

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