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赤ちゃんの頭の形
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赤ちゃんの頭の形について

赤ちゃんの頭の形(頭蓋変形)の治療には、主に以下の方法があります。

  • 生活習慣の見直しと体位変換
  • 頭蓋形状矯正ヘルメット治療
  • 手術(※少ない)

生活習慣の見直しと体位変換

生後4カ月未満の軽度なゆがみに対しては、まずご家庭でできる予防と対策が推奨されます。

体位変換(寝かせ方)

平らになっている部分の反対側を向くように、寝る向きをこまめに変える(仰向けに寝かせることは乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のために重要ですが、体位変換で頭の向きを工夫します)。

タミータイム(腹ばい遊び)

赤ちゃんが起きているときに腹ばいの時間を作り、首や肩、背中の筋肉を使い、頭にかかる圧力を分散させます。

抱っこの向きや授乳時の向きを変える
興味をそそるもの(おもちゃなど)を平らな面の反対側に配置する

頭蓋形状矯正ヘルメット治療

生活習慣の見直しだけでは改善が見込めない、あるいはゆがみの程度が強い場合などに、専門の医療機関で頭蓋形状矯正ヘルメット治療が検討されます。

治療法

オーダーメイドのヘルメットを装着し、平らになっている部分の成長を促し、出っ張っている部分の成長を適度に抑えることで、頭蓋骨の成長力を利用して自然な形に矯正します。圧力をかけて押し込むものではありません。

開始時期

頭蓋骨が柔らかく、成長が著しい生後2カ月~6カ月頃に開始するのが最も効果が高いとされています。生後7カ月以降でも治療は可能ですが、1歳を過ぎると効果が低下すると言われます。

装着時間と期間

原則、入浴時以外の1日23時間程度の装着が推奨され、治療期間は平均3~6カ月程度ですが、個人差やゆがみの程度によります。

医療機関

「赤ちゃんの頭の形外来」などを設けている小児脳神経外科、形成外科、小児科などの専門医がいる医療機関で相談します。

費用

ヘルメット治療は、向き癖などによる一般的な頭蓋変形(位置的頭蓋変形症)の場合、基本的に自費診療となり、費用は数十万円程度かかります。

手術

ごくまれに、頭蓋骨縫合早期癒合症という、病的に頭の骨の継ぎ目(縫合線)が早くくっついてしまう病気が原因で頭の形がいびつになっていることがあります。この病気の場合は、成長に伴い脳への影響なども考慮し、手術が必要となることがあります。

グレード(重症度)

赤ちゃんの頭の形のゆがみには、様々な種類と重症度があります。それぞれの頭蓋変形のグレード(重症度)の特徴は以下の通りです。

グレード(重症度)の図解
グレード 特徴
1 後頭部の平坦化のみ(絶壁)
2 グレード1 に加え、耳の位置の左右差(平坦な後頭部側の耳が前方にくる)
3 グレード2 に加え、前頭部の突出(平坦な後頭部と同じ側)
4 グレード3 に加え、頬部の突出(顔面が左右非対称になる)
5 グレード4 に加え、側頭部の突出 もしくは頭頂部の突出
6 両側後頭部が平坦になる(短頭蓋)

これらのグレードは、頭のゆがみ(位置的頭蓋変形症)の重症度を分類するためのもので、治療の必要性や方法を検討します。

赤ちゃんの頭の形が気になる場合は、まず小児科や「赤ちゃんの頭の形外来」を設けている専門の医療機関に相談し、ゆがみの原因や重症度を診断してもらうことが大切です。
当院ではご希望に合わせ専門外来へご紹介させていただいております。お悩みの方はお声かけください。

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